セレーションパンチ加工
超精密歯車成形研削盤の加工事例1
磨き工程ゼロのセレーション形状、
スプライン形状のパンチ加工。
セレーションパンチ加工とは、冷間鍛造や板鍛造加工において用いられる軸上に複数の溝を持つワークを研削加工すること。対象材料は高速度工具鋼や超硬材料など。ムーヴが保有している歯車研削盤では、従来ハンドラップで仕上げられていた各種の歯車形状部品を、研削のみで鏡面仕上することができます。割出精度はスプラインゲージ加工やマスターギア加工にも対応できるほど。また平面研削盤上でこれらのセレーション加工を行える高精度割出ユニットも開発しています。
加工サンプル
歯車パンチの超精密成形研削加工(YXR7)
形状精度:±2μm
面粗度:Ra 58nm,Rz 264nm
材質:YXR7
サイズ:φ71×30mm
加工機:SUG-300SL3S-N5
セレーションパンチの歯車成形研削加工
(SKH-51)
形状精度:±2μm
面粗度:Ra 32nm,Rz 248nm
材質:SKH55
サイズ:φ120×100mm
加工機:SUG-300SL3S-N5
超硬セレーションパンチの割出加工(超硬)
割出加工精度:1.0μm
累積ピッチ誤差:3.0μm
面粗度:Ra 30nm,Rz 180nm
材質:超硬
サイズ:φ18×140mm
加工機:SHL-315ALS2-Zero5
(超精密小型インデックス SPI-01を搭載)
ギアパンチの割出加工(YXR-7)
精度:JIS0級
面粗度:Ra 70nm,Rz 230nm
材質:YXR-7
サイズ:Φ64×68mm
加工機:SUG-300SL3S-N
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