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平面研削加工の歪み抜きプロセスについて~その16~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、「b.磁力調整による歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。 磁力調整によって、ワーク固定時の変形を抑えて加工することが目的です。 磁力を弱くすることによって、ワーク固定用のブロックの磁力も弱くなってしまうので危険です。今回はワーク固定用のブロックを接着剤でチャックに固定するという方法を取りました。 ブロックをワークの左右前後に配置し、ブロックを接着剤でチャックに固定することでワーク保持を行います。...

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平面研削加工の歪み抜きプロセスについて~その15~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、次は「b.磁力調整による歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。 このプロセスに使用したワークは黒皮状態(加工前)での平面度は凹面37.403μm、凸面37.678μmで厚み精度は41.3μmでした。 まず黒皮のワークをチャックにベタ置きし、マグネットチャックの磁力が100%の状態で黒皮の面を除去するまで両面研削を行います。 その後、マグネットチャックの磁力を調整しながら加工を行っていきます。 その内容は次回ご紹介致します。...

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鏡面研削加工ならムーヴにお任せ下さい!!

皆さんこんにちは。ムーヴです。 ムーヴでは超砥粒砥石を用いた鏡面研削加工を得意としております。 各材質に適した砥石選定や条件等、鏡面研削加工のノウハウもバッチリです。 各種超精密研削盤をラインナップしており、様々なサイズにも対応致します。 鏡面研削加工でお悩みならムーヴにご相談下さい。=============================== 難削材の加工、超精密加工、機密性の高い加工ならムーヴにお任せ下さい!! 試作加工から、量産加工、内製支援まで幅広くお役に立ちます。 超精密加工のパイオニア 株式会社ムーヴ...

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ロータリ研削加工ならムーヴにお任せ下さい!!

皆さんこんにちは。ムーヴです。 中型~大型の円盤状のプレートワークやリングワーク、静電チャックなどの平面加工でお困りごとがあれば、ムーヴにご相談下さい。 回転精度が抜群で剛性も高い超精密ロータリ研削盤を用いて、圧倒的な平面・平行精度を実現します。精度だけでなく能率も追求したロータリ研削加工を得意としております。 ロータリ研削ならムーヴにお任せ下さい。=============================== 難削材の加工、超精密加工、機密性の高い加工ならムーヴにお任せ下さい!!...

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平面研削加工の歪み抜きプロセスについて~その14~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、まず「a.剣山治具を使用した歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。 剣山治具にて加工した面を下にしてコマの上にワークをセットし加工します。 その後はその面を逆にして、またコマ上で加工を行います。この工程を終えて平行平面加工を行った形となります。 加工した結果、平面度はA面:0.792μm、B面:0.988μmとなりました。 次回も「b.磁力調整による歪み抜きのプロセス」工程についてご紹介致します。...

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平面研削加工の歪み抜きプロセスについて~その13~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、まず「a.剣山治具を使用した歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。 今回はコマ上での加工についてご紹介致します。剣山治具にて加工した面を下にしてコマの上にワークをセットし加工します。 その際にコマは事前に研削加工を行い、高さを揃えています。磁力の影響を受けずに加工するという点ではこちらも歪み抜き加工と言えます。ワーク固定時はダイヤルゲージでワーク形状が崩れていないか確認します。...

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平面研削加工の歪み抜きプロセスについて~その12~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、まず「a.剣山治具を使用した歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。 剣山治具を用いて加工して片面の歪みを取った後、その面を下にしてチャックベタで加工 するのが通常の流れですが、今回は平面精度をより良くするためにコマに載せた状態で加工を行いました。...

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平面研削加工の歪み抜きプロセスについて~その11~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、まず「a.剣山治具を使用した歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。 今回は剣山治具セッティング時の調整方法についてお話し致します。 剣山治具は3点の基準ピンの上に置いた状態のまま加工するための治具です。3点の基準ピンに置いた状態から変化させずに保持させることがポイントです。ダイヤルゲージをワーク上面に当て、治具のロックでワークが浮き上がったりしないか確認すると良いでしょう。...

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超精密コンタリング研削加工ならムーヴにお任せ下さい!! ~成形研削加工のムーヴ~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 ムーヴでは、プレス金型などに用いられる各種パンチ部品の成形研削加工を得意としております。 超硬材やセラミックス材などの精度を要求されるパンチ部品を超精密ハイレシプロ研削盤による超精密コンタリング加工を行います。 成形研削加工でお悩みならムーヴにご相談下さい。=============================== 難削材の加工、超精密加工、機密性の高い加工ならムーヴにお任せ下さい!! 試作加工から、量産加工、内製支援まで幅広くお役に立ちます。 超精密加工のパイオニア 株式会社ムーヴ...

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平面研削加工の歪み抜きプロセスについて~その10~

皆さんこんにちは。ムーヴです。 前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、まず「a.剣山治具を使用した歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。 今回は2工程目の剣山治具の調整方法についてご紹介致します。 3点の基準ピンをベッセル点位置に配置し、マグネットチャックを励磁した状態で基準ピンの上に凹面を基準面、凸面が加工面となるようにワークを置きます。 ベッセル点は均等荷重の梁を2点で支持したときに、梁の中立軸上の両端間距離に与えるたわみの影響が最小になる支持位置です。 このポイントでワークを支持することが第一のポイントです。...

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