長尺ワークの超精密研削加工について～その9～

皆さんこんにちは。ムーヴです。 本日も引き続き長尺ワークの加工事例をご紹介いたします。 今回は220×220×2000mmのFC250材への真直・クラウニング加工です。 クラウニング加工を行う上で、機械の運動精度を確認しておくと同時に重要なのが、砥石中心とワーク位置の相対関係と、砥石径の確認です。 砥石軸中心とワークの位置関係の把握には、ムーヴでは、基準球を使用して行います。高い形状精度が必要な場合は、このように工具とワークの位置関係の確認が必須です。 そうでないと、砥石をワークに当て込むことで中心を合わせなくてはいけない上、何度も補正しながら加工することになってしまい、大きなタイムロスです。 加工結果については次回ご紹介いたします。 お楽しみに！！