今回も引き続き超精密成形平面研削盤による溝加工の事例をご紹介致します。
今回の加工は250×13×13mmのSKD-11材に溝幅:1.5mm、溝深さ:0.5mm、ピッチ:10mm、溝本数:21本の溝加工を行ったものです。
加工目標精度はピッチ誤差(隣接・累積):±1.0μm以下、溝幅ばらつき誤差:1.5μm以下、面粗さ:1μmRz以下です。
加工機はナガセインテグレックス製の超精密成形平面研削盤SGC-630αを使用しました。
結果として、隣接ピッチ誤差:±0.4μm、累積ピッチ誤差:±0.3μm、溝幅ばらつき誤差:0.91μm、溝深さばらつき誤差:0.94μm、面粗さ:0.9μmRzと全て目標値以下の精度を達成しました。
この要求精度の高い金型の溝加工を超精密成形平面研削盤を用いて、熟練技能者に頼らず、高能率かつ高精度に繰り返し再現性高く行うことができました。
またこのような事例を今後もご紹介致します。
お楽しみに!!
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