皆さんこんにちは。ムーヴです。 今回は歪み抜き加工のプロセスの検証結果についてお話し致します。 (a)剣山治具を使用した歪み抜き加工のプロセス (b)マグネットチャックの磁力調整による歪み抜き加工のプロセス この2つのプロセスについて検証を行い、(a)剣山治具を用いた歪み抜きにより、平面度がA面:0.792μm、B面:0.988μm、(b)磁力調整による歪み抜きにより、平面度がA面:1.728μm、B面:1.355μmとなりました。 どちらも平面度を向上させることができる加工方法です。今回の(b)磁力調整による歪み抜き加工では平面度2μm以下だが、さらに加工を重ねれば平面度1μm以下を達成できると思われます。しかし、接着剤を用いたセッティングには技能が必要となり、接着剤を乾かす時間やブロックに付着した接着剤の除去等に時間がかかってしまいます。 一方、剣山治具を使うとどうなのか。それについては次回お話し致します。 お楽しみに!!

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