皆さんこんにちは。ムーヴです。

前回に引き続き、歪み抜き加工のプロセスの違い、まず「a.剣山治具を使用した歪み抜きのプロセス」についてご紹介致します。

今回は2工程目の剣山治具の調整方法についてご紹介致します。
3点の基準ピンをベッセル点位置に配置し、マグネットチャックを励磁した状態で基準ピンの上に凹面を基準面、凸面が加工面となるようにワークを置きます。
ベッセル点は均等荷重の梁を2点で支持したときに、梁の中立軸上の両端間距離に与えるたわみの影響が最小になる支持位置です。
このポイントでワークを支持することが第一のポイントです。

次に、剣山治具をワークの下に均一に配置していきます。
その調整方法については次回詳しくご紹介致します。
お楽しみに!!

展示会出展の様子

===============================
難削材の加工、超精密加工、機密性の高い加工ならムーヴにお任せ下さい!!
試作加工から、量産加工、内製支援まで幅広くお役に立ちます。
超精密加工のパイオニア 株式会社ムーヴ
===============================