皆さんこんにちは。ムーヴです。

今回も引き続き鏡面研削加工のプロセスについてのお話です。

「鏡面研削加工は両面研削加工する」という手順・条件の検証です。今回の検証では片面のみ鏡面加工した際の平面度のデータと両面鏡面加工した場合の平面度のデータを比較しました。

#325の砥石での両面研削から1面鏡面加工を行い、1μm以下であった平面度が1面:1.194μm、2面:1.535μmとなり、1面のみならず、2面側の方まで歪みが大きくなってしまいました。

次に#1200の砥石で2面の鏡面加工を行い、両面ともに鏡面加工した状態にしました。結果として、平面度は1面:0.945μm、2面:0.915μmとなりました。2面目も鏡面加工をすることで、2面目は0.6μm、1面目も0.2μm平面度が改善されました。なお#1200の平面度は、面ダレが生じ、#325で両面研削した場合よりもやや劣る結果となりました。

次回も引き続き鏡面加工のプロセスについてお話し致します。
お楽しみに!!

展示会出展の様子

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