皆さんこんにちは。ムーヴです。

今回もスタンピング金型用の超硬パンチ部品の高精度・高寿命化についてお話させて頂きます。

形状精度が厳しい加工で、さらに加工時間も長時間かかってしまう場合、その加工を行っている場所の温度変化に注意する必要があります。今回は仕上げ加工のSHSD-80α使用時に温度調整室(ナノエンバイラー)の設置を行いました。温度変化による機械各軸の変位を最小限に抑える目的があります。温度調整室内は1日の中で室外が2℃変化する中でも0.5℃以下の温度変化におさえることができます。

ポイントとしては、事前にその加工機が何℃温度が変わると、各軸がどれくらい伸びたり、縮んだりするのか把握しておくことです。温度による軸の変化を把握しておけば、目標の加工精度内におさめるための温度環境が導きだせるはずです。その際、必要であれば温度調整室などの設置をすれば良いのです。

明日以降も整えるべきポイントをお伝えしていきます。
お楽しみに!!

展示会出展の様子

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