皆さんこんにちは。ムーヴです。

今回も引き続き、超硬材に微細な段差加工を行った事例をご紹介致します。

気を付けていたポイントとして次にあげるのが測定です。
今回、測定は機上測定評価と機外測定にて評価を行いました。機上では加工機に電気マイクロメータを取り付け測定、機外ではハイデンハイン製ハイトゲージにて測定しました。

機上での測定結果は段差量0.2μmに対して±0.05μm、機外での測定結果は段差量0.2μmに対して±0.1μmとなりました。

ここで気を付けるのは、機上測定と機外測定の測定精度のトレサビリティーが取れていることです。機外測定が最終評価になることが多いと思いますが、トレサビリティーが取れていれば、機上測定の結果を見て、加工ワークを取り外して良いかの判断ができます。それには加工機上での測定の繰り返し再現精度が高いことが前提です。機械の性能が重要なのです。

次回のブログではその加工機についてのポイントをご紹介致します。

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